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知事記者会見(平成26年12月24日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年12月24日更新

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

 会見日:平成26年12月24日(水曜日)

発表項目 

  • 「中国横断自動車道尾道松江線」の愛称の決定について 〔動画ページ

質問項目

  • 衆議院総選挙の結果等について(共同・中国) 〔動画ページ〕
  • 県政運営の基本方針2015について(NHK)
  • 鞆地区道路港湾整備事業について(中国)
  • 広島市東部地区連続立体交差事業について(TSS・中国) 〔動画ページ〕
  • 1年を振り返って(災害対応)(NHK)

会見録

(幹事社:共同通信)
 おはようございます。幹事社の共同通信です。よろしくお願いします。これから知事定例会見を始めます。今年最後の定例会見ということです。終了時刻は午前11時を予定しておりますのでご協力をお願いします。まず,湯崎知事から発表があるとのことなので,よろしくお願いいたします。

「中国横断自動車道尾道松江線」の愛称の決定について

 私から1件,発表項目がございます。「中国横断自動車道尾道松江線」の愛称の決定についてであります。いわゆる,これまで「尾道松江線」と呼ばれておりましたけれども,今年度中に全線が開通をいたしますので,認知度の向上や更なる利用促進に向けまして,8月から愛称募集をしておりました。この度,8,547件の応募の中から愛称を決定をいたしました。その愛称はお手元にもあるとおり,「中国やまなみ街道」になりました。実はこの作品に応募が30名ありましたので,受賞者1名を抽選により決定をさせていただいたところであります。「やまなみ」という言葉から,沿線地域の特徴であります中国山地の穏やかな,まさに「やまなみ」,稜線がイメージできるということと,尾道から今治を結んでおります「瀬戸内しまなみ海道」との一体感も連想できるということで,審査委員の投票により決定をしたところであります。
 また併せまして,優秀賞を「おのまつフリーウェイ」と「尾道松江縁結び街道」という二つが選ばれまして,島根県知事特別賞は「縁結びやまなみ街道」となりました。広島県知事特別賞は「おの松くん」としてあります。これはユニークな親しみのある名称で,インパクトもあるということで選んだ次第であります。今回,実は全都道府県の幅広い年齢層の方から,本当に多数の応募をいただきました。これ自体,全線開通を前に尾道松江線を知っていただくよい機会になったんではないかと考えておるところであります。
 今後は,この「中国やまなみ街道」という愛称が多くの皆様に親しまれて,全線開通後の交流人口の拡大や沿線地域の活性化につなげていきたいと考えているところであります。私からは以上です。

(幹事社:共同通信)
ではこの件について,質問がある社は挙手の上,社名を名乗ってお願いします。

(中国新聞)
 中国新聞 金刺です。知事に改めて,この全〔線開〕通の位置付けをどう見ているのかという点と,この名称は「しまなみ〔海道〕」とリンクした一体感という話もありましたけれども,どう具体的に「しまなみ海道」と「やまなみ街道」を連携させていくかというか,その辺りのアイデア等ありましたら教えてください。

(答)
 広島県にとりましては,この「尾道松江線」あるいはこの「中国やまなみ街道」の開通によって,いわゆる井桁の高速道路が完成をするということになります。これで県内の人的あるいは物的な交流・流通の大きなネットワークが完成をするということになります。
 そういう意味で,我々も大変期待をしておるところでありますけれども,それに含まれてくるわけですけれども,愛媛〔県〕,それを越えて,高知〔県〕であるとか四国の他県と,この備後地域,そして山陰までが比較的短時間で結ばれることになりますので,これを機に経済面での交流であるとか,あるいは観光面での交流が進むように我々も後押しをしたいと思いますし,地元でも,ご承知のとおり,尾道と松江〔観光協会〕が連携協定を結ぶ等してますので,そういったことも我々も応援していきたいというか,盛り上げていきたいなと思ってます。

(幹事社:共同通信)
 この件で他に質問はありますか。

(山陰中央新報)
 すみません,島根県の新聞社の山陰中央新報社の三浦と申します。尾道松江線の愛称で,先ほどの質問とちょっと重なるかもしれないんですけれども,松江の方でも山陰地方でもやはり全線開通で広島との距離が,時間が短くなるということでかなり期待が大きいんですけれども,先ほどちょっと話があったんですけれども,改めてこういった山陽と山陰側の連携について,知事なりのお考えがあればお聞かせいただきたいんですけれども。

(答)
 既に,特に広島都市圏との関係で言いますと,三次から松江までつながったことによって,非常に多くの往来が発生をしていると思います。観光面でも,先般の〔出雲大社の〕遷宮でもそうでしたけれども,広島と松江を両方回っていただくということがたくさん見受けられました。
 今度は備後とつながっていくことによって,備後地域とのそういう往来が増えると期待されますし,それぞれ,例えば海でも持っている特性が違うんで,食べ物も少しずつ違いますし,そういったものを求めて,比較的,日常的,毎日ではないですけれども,5年に1回の旅行とかという意味ではない,日常的な交流範囲としてつながっていくことが期待されますので,実際に生活圏の延長として,山陰・山陽がつながっていくということが期待されるのかなと思ってます。
 最終的には,これがいわゆる山陰側のミッシングリンク,これの解消ということも含めて,それが最終的には完成するのかなとも思ってまして,そこを目指して,我々は引き続き,国に対しても働きかけをしていきたいと思ってます。

(山陰中央新報)
 ありがとうございました。

(幹事社:共同通信)
他にこの件で質問はございますか。

衆議院総選挙について

(幹事社:共同通信)
 では続いて,幹事社質問で。先の衆〔議〕院〔総〕選〔挙〕について2点。与党が大勝して,広島県内7つの小選挙区のうち6つで自民党の前議員が当選しました。これはどういった民意の表れであるかと知事としてはお考えでしょうか。

(答)
 今,取り急ぎ,大きな変化を望んでないということなのかなとは思います。いろんな声が選挙中にはあったと思いますけど,現状維持ということが中心なのかなというか。

(幹事社:共同通信)
 そういった中で,投票率は全国を見ても約52%と戦後最低で,広島県内でも小選挙区が50.02〔%〕,比例もほぼ同じですけれども,非常に低迷しました。このような低投票率,いろいろ国勢選挙に限らず他の選挙でもそうなんですが,どういったことが要因だとお考えでしょうか。

(答)
 やはり,かつてのような,それこそ「安保時代」のような,社会を二分するような争点が減っているというか,さらに複雑化しているというか,そういうことがまた逆に政治離れ的なところを後押ししているというような側面もあるんではないかなと。つまり,分かりにくいということですよね。課題も複雑で,答も複雑なので,じゃあどうしたらどうなるのかというところが明確に分からないので,足が遠のいてしまうというような側面もあるのかなと感じますよね。
 そういう意味では,政治の側として,それを分かりやすく提示をしていくということが引き続き大事なことだと思いますし,もう一つは特に国政選挙について言えば,それでもまだ地域の選挙より〔投票率は〕高いんですけれども,ちょっとギャップが出ていると思うんですよね。重要な案件というのは何となく国で全て決まっているようなところがあって,身近な地域では,税の話にしても何にしても,あまり重要なことが取り上げられないような印象になっているんではないかなと。
 ですから,地域の選挙の投票率というのはどんどん下がっていくし,今言ったように,さらに国でやっていることも複雑化して,しかも大きくなって,いっぱいイシュー〔問題〕もあるし,離れていくという傾向にあるのかなと。そうだとすると,やはり大事な問題ということを地域の場に下ろしていくということがすごく大事で,身近なところで決定をすれば,誰が決定しているとか,まさに身近に自分が行動したことが直結するというところが,より見えやすくなってきますので,そういう意味でも〔地方〕分権を進めて,身近なところで大事なことを決めていくということが必要になってきているんじゃないかなと思います。

(幹事社:共同通信)
 この件に関連して,質問のある社はお願いいたします。

(中国新聞)
 中国新聞 金刺です。そういった衆院選の大勝を受けて,安倍内閣が新たに組閣というか,続投が多いということなんですけれども,新しい内閣に知事として期待すること,地方創生も今後進んでいくと思うんですけれども,どのあたりを注目しているのか,期待と注文を踏まえて教えてください。

(答)
 やはり今,我々にとって大きな課題だし,国にとっても大きな課題であるということを我々は言い続けてきましたけれど,東京一極集中の是正と,それから,地域を本当の意味で活性化していくということ,これは真剣に取り組まなければいけないことだと思います。
 そのためには今,いろいろ議論されてますけれども,「まち・ひと・しごと」的な,地域の努力を後押しをしていくということと,東京一極集中の是正,これを国として進めるということ,その中にやや〔地方〕分権がちょっと影が薄くなっているんですけれども,私は分権を進めるということが,セットとして非常に重要なことだと思うので,そういったことに真剣に取り組んでいただきたいと思います。

(幹事社:共同通信)
この件について,他に質問はありますか。

県政運営の基本方針2015について

(NHK)
 NHK中村です。今の関連で,第3次安倍内閣に関して,今,お話もあったことも関連するんですが,先日,県庁の方で「県政運営の基本方針2015」というのをまとめて,これに従って,今後,予算編成などされていくと思うんですけれど,この基本方針と安倍内閣,今後も,経済・景気回復,アベノミクスの推進とか地方創生とかその辺を重視していく内閣になるかと予想されるんですが,それとこの「県政運営の基本方針」との関連性といいますか,どういう関わりを持って,やっていかれるつもりなのか。

(答)
 基本的には整合していると思うんですね。我々は毎年,基本方針を出していますけれども,大きくはチャレンジビジョンの実現というところで進めてきているわけですけれども,その中で取り組んでいることというのは,まさに「地方創生」であるとか,あるいは「まち・ひと・しごと」的な,その仕事を地方で作っていくと,地域で作っていくと,で,それを支える人材であったりとか,それを地域に集積をしていくということですし,そのためには,安心な暮らしであるとか,魅力ある地域という,そういうものを作っていかなければならないということで進めておりますので,今般,新しい内閣として力を入れていただけることも,そういったことかなと認識をしてます。
 したがって,我々のこの努力,地域が地域としてやっていかなければいけないことというのはたくさんありますので,それと国として行っていただくことが,かみ合って前に進めていければいいなと思っているところです。

(幹事社:共同通信)
 他にこの件に関連して質問がある方はいらっしゃいますか。では,これ以外で質問のある社はお願いいたします。

鞆地区道路港湾整備事業について

(中国新聞)
 中国新聞です。先日,鞆の関係でまちづくりの方針を地元の町内会長中心に説明したと思うんですけれども,そのやり取りを知事も聞いていると思いますが,知事としての受け止めをまず伺えますか。

(答)
 今回,いわゆる鞆の町内会ですよね,町内会の連絡協議会と,それから鞆学区のまちづくり推進委員会のメンバーの皆さまにご説明をさせていただきました。
 鞆の件についてはいろんなことを早急に進めていかなければならない一方で,住民の皆さまのご理解というものも非常に大事なことでありますので,今回説明ができてよかったなと思うことと,それから,その具体化に向けて,引き続き,福山市とも協力しながら住民の皆さまと話し合いをしていかなければいけないと思ってます。

(中国新聞)
 具体的に,どのような点を新年度予算に反映させるかというのはもう決まっているんでしょうか。

(答)
 それはこれからまだ,それこそ福山市であるとか,住民の皆さんとも調整をしながら進めていく必要があると思ってます。

(中国新聞)
 説明会の中で,護岸の管理道を5メートルに広げてほしいという要望も出ているみたいなんですが,そのあたり,県として対応できるものなのかという点はどうでしょうか。

(答)
 いずれにしても,この護岸についても,これはまだ我々が護岸を造ることが必要だということを提示させていただいているという段階でありますので,地元の皆さんと話をしながら進めていくということが必要だということであります。

(中国新聞)
 そういった護岸も含めてなんですけれども,景観が大きく変わるんじゃないかという懸念も出ているんですが,知事としてどう受け止めていらっしゃいますか。

(答)
 ですから,いろいろなご意見があると思いますので,そういうことを住民の皆さんとよく話をしながら進めていく必要があるということです。

(中国新聞)
 知事が住民説明会のような形で現地で説明するような場の設定等,今後考えられるのでしょうか。

(答)
 それはまた,どこかのタイミングでそういうことは必要だと思ってますけれども,具体的に,今,どうこうという計画になっているわけではありません。

(幹事社:共同通信)
その他ございますか。

広島市東部地区連続立体交差事業について

(TSS)
 すみません,テレビ新広島 若木です。海田町の高架化事業を巡ってなんですけど,今日,山岡〔海田〕町長が来て,副知事に回答されるということなんですけれども,改めて湯崎知事として,この問題,県の過去の経緯も踏まえて,どう進めていきたいと思われているか,伺えますか。

(答)
 県が考えていることは,これは従前から変わっていないというか,一つでありまして,それは何かというと,海田地区というか,この〔広島市〕東部〔地区〕連〔続〕立〔体交差事業〕が実現しようとしてきた,そもそものまちづくりであるとか,交通の円滑化だとか,そういうことを効果を発現していくということ,それを進めるためにはどういったことが必要なのかと,当然,財政的な制約ということもあるわけですし,それを総合的に見て,最も進めやすくすること,それは事業が最終的に終わるのがいつかということも含めて,それを睨みながら進めてますので,引き続き,そういうスタンスで我々としては海田町と協議を進めていきたいと考えてます。

(幹事社:共同通信)
 他にございますか。

(中国新聞)
 中国新聞です。昨年8月に示した縮小案の位置付けなんですけれども,これはもうなくなったというか,白紙に戻しているという位置付けなんでしょうか。

(答)
 いやいや,元々,我々はオリジナルな案を再検討して,そして,先ほど申し上げたような,早いタイミングで効果が発現するようなことを考えなければいけないという一環でありますので,そもそも確定したものではありませんし,どういうことがベストなのかというのは,全ての可能性はオープンで議論しているということであります。

(中国新聞)
 今回,コストダウンを検討するということなんですけれども,それは県財政として税収が少し上がっているとか,そういう,かつてとちょっと財政状況が変わってきたということが背景にあるのかという点はどうでしょうか。

(答)
 いや,我々は今,財政状況が変化しているとは全く思ってないですね。

(中国新聞)
 厳しい財政の中で,できることをやっていこうということで検討するということなんですか。

(答)
 もちろんです。財政が改善していると思ったら大間違いで,決してそんなことはありませんので。長期的な債務は引き続き非常に大きいですし,税収が増えても〔地方〕交付税が減るんで,別に財政が良くなるわけじゃないんですよね。
 ですから,中長期的に見ても,日本全体,あるいは広島県の経済,人口が減ってシュリンク〔縮小〕していくおそれがあるということも含めて,決して楽観できる状況ではありませんので,そこは引き続き,そういった前提のもとに,我々は考えていかなければいけないと思ってます。

(中国新聞)
 できるだけ早期に着手したいというのは前々からおっしゃっていた話なんですが,今日,副知事と町長が会談するということなんですが,いつぐらいを目途に,この問題についてのカッチリとした案を決めたいというか,そういう時期的なものはあるんでしょうか。

(答)
 それはもうできるだけ早く着手できるように,我々としては進めたいと思ってます。

(中国新聞)
 それは一方で府中町との関係も,やっぱりあるんでしょうか。

(答)
 それはもちろん,いろんなことが全体として進んでますので,区画整理との関係もありますし,できるだけ早く,それは進めていかなければいけないと思ってます。

(幹事社:共同通信)
 他にございますか。

1年の振り返りと抱負について(大雨災害関係)

(NHK)
 NHK中村です。今年最後の定例の知事会見ということなので,改めての質問になるんですが,広島市の土砂災害というのが大きな県政上の課題として,今年,新たに浮上したと思うんですが,県政運営の基本方針でも災害に強いまちづくりというのは重要な項目として位置付けられていますけれども,来年度の予算編成に向けて,改めて,災害に強いまちづくりにかける意気込みみたいなものを今一度お願いします。

(答)
 これはいくつかのパーツに分かれると思うんですけれども,一つは現在,被災をした箇所について,緊急の砂防事業等を進めていますので,これを着実に進めていくということが非常に重要だと思ってますし,それがやはり被災された方々の生活再建のところに直結をしていきますから,それを遺漏なく進めていきたいと思ってます。
 それからもう一つ大きな流れとしてありますのは,今般,土砂災害がもちろん非常に注目されてますけれども,その他に洪水であるとか,あるいは高潮であるとか,あるいは地震という災害も想定されるわけで,これはいつ来るかわからないと。我々として,やはりそういうものに対してしっかりと備えていかなければなりませんので,「〔広島県〕『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」,これを開始をして,そして,さまざまな災害に対して,しっかりと行動がとれるということを通じて,まさに災害死ゼロということを目指していきたいと。
 そのための予算ということだけではなくて,いろんな活動が関わることですけれども,それを進めていきたいと思ってます。それから土砂災害に関して言えば,いわゆる土砂法の〔土砂災害警戒区域〕指定の課題がありまして,これについては,先般から調査は4年と,指定まで5年ということで期限を区切って進めたいと思ってますので,来年度はそれのまさに大きなやり方を変えて進めていくスタートの年になりますから,そこも事業のプロセスを含めて,しっかりと対応できるように,我々としても万端整えて進めたいと思ってます。

(幹事社:共同通信)
 それでは,次を最後の質問にしたいと思いますが,何かございますか。これで知事の定例会見を終了いたします。次回は年明けて,新年の1月13日火曜日の午後1時半からです。ありがとうございました。

(答)
 よろしくお願いします。

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資料 「中国横断自動車道・尾道松江線」の愛称の決定について (PDFファイル)(357KB)

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