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知事記者会見(グローバルリーダー育成校(仮称)新築工事に伴う基本・実施設計の公募型建築プロポーザルの最終審査結果について:平成28年10月6日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月18日更新

記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

 会見日:平成28年10月6日(木曜日)

発表項目 

 

質問項目

  • グローバルリーダー育成校(仮称)新築工事に伴う基本・実施設計の公募型建築プロポーザルの最終審査結果について 〔動画ページ3/3〕

 

会見録

(司会)
 お待たせいたしました。ただいまより「グローバルリーダー育成校(仮称)最終審査結果」の発表を行います。それでは,湯崎知事お願いします。

グローバルリーダー育成校(仮称)新築工事に伴う基本・実施設計の公募型建築プロポーザルの最終審査結果について

(知事)
 それでは,グローバルリーダ育成校,これは仮称でございますが,この新築工事に伴います基本・実施設計の公募型建築プロポーザルの最終審査結果についてご報告を申し上げます。日本のみならず世界のモデルとなる新たな「学びの変革」を先導的に実践をし,グローバルに活躍できるリーダーを育成する「新しい学校」の設計を託すことができる設計者を公募型建築プロポーザルによりまして,全国から広く募集いたしました。この度,技術力や創造力はもとより,経験豊富で信頼できる優れた設計者を選定いたしましたのでご報告申し上げます。この学校では,日本と世界の教育のそれぞれの長所を融合させることによって,世界のどこにもない「新たな教育モデル」を創造し,教育内容,学校建築いずれについても,国内外の英知を結集した世界に誇るべき「夢の学校」となることを目指しております。このプロポーザルでは,4つの評価テーマ,「国際社会の持続的な平和と発展を牽引するグローバルリーダー」を育成する「学校づくり」,「地域との一体性」と「安全性」を両立できる「配置計画」,生徒たちの「主体的な学び」を促す「施設計画」,〔平成〕31年4月開校を実現する「施設整備方針」を設定しまして,各者からの提案を求め,日本を代表する建築家である内藤廣さんをはじめとする審査委員会により実施いたしました。こちらが,この特定された提案でございます。〔除幕〕
 今回,最終審査に臨んだ6者,応募総数25者でございましたけれども,この6者は,みなさん日本屈指の著名な建築家でありましたけれども,その中から,見事に勝ち抜いて,特定されましたのは,「シーラカンスアンドアソシエイツ」と「土井一秀建築設計事務所」の設計共同体でございます。「シーラカンスアンドアソシエイツ」は,数多くの学校建築の実績がある事務所でございまして,今年度は,他県の学校で「日本建築学会作品賞」も受賞されております。また,「土井一秀建築設計事務所」は,地元広島の設計事務所でいらっしゃいますが,県営吉島住宅のプロポーザルで勝ち抜いた実績がございます。提案は,こちらの模型のとおりですけれども,特に評価された点としては,「学校づくり」の点において,多様な人々の交流協働が自然と生まれる環境を作るため国際バカロレアの授業も含めたハイブリッドな学習環境における,さまざまな集団規模での授業に対応できる平面設計がよく検討されているということ,また,生徒ラウンジを「オープン」,クラススペースを「セミオープン」,クワイエットルームを「クローズド」という形にした「音環境」が配慮されておりまして,実現性が高いという点であります。「配置計画」におきましては,「寮」と「校舎」の間に地域交流を目的としたアリーナやコミュニケーションラインを伴った「街のような空間」を配置をすることで,これら3つのゾーンに分けられたプランのメリハリが効いていると,そして寮から校舎へ街を通って登校する生徒の動線から「学習と生活のイメージ」が具体的に湧いてくるといったような点や,「みかん広場」という広場の名前がついているのですが,ちょっと名前はいろいろと考えなければいけないかもしれませんが,みかん広場を「地域交流の場」として非常に上手く活用されている提案がGL校のイメージに沿っているといったような点です。それから「施設計画」におきましては,複雑なクラスター状の平面構成を「まなびの庭」や「みかん広場」を中心とした「コネクター」と呼んでいらっしゃるのですけれど,コネクターで繋ぐことで一体性を生み出しておりまして,この諸室,いろんなそれぞれの部屋の重ね合わせも検討していける「骨格」のしっかりとした魅力的なプランであるといった点です。それから「施設整備方針」におきましては,平成31年4月開校へ向けた「段階施工」の可能なプランが計画されておりまして,実現性も高くコストバランスも良い点。こういった諸点が評価をされたところであります。今後は,この特定者と基本・実施設計委託の契約を締結いたしまして,平成31年4月開校を目指して,生徒の創造性ややる気を引き出し,多様な学びを引き出す学校の施設整備を進めてまいりたいと考えておりますので,どうぞお楽しみにしていただければと思っております。私からの発表は以上です。

(司会)
 続いて,本日は,設計者の方にお越しいただいておりますので,ご紹介をさせていただきます。設計共同体のうち,シーラカンスアンドアソシエイツの宇野享様です。続きまして,土井一秀建築設計事務所の土井一秀様です。それでは,提案いただいた内容につきまして,お二人にご説明をお願いしたいと思います。プレゼンの準備を行いますので,しばらくお待ちください。

(宇野氏)
 本日はこのような機会をいただきましてありがとうございます。シーアンドエー土井共同設計体の宇野です。

(土井氏)
 土井と言います。よろしくお願いします。

(宇野氏)
 それでは説明します。こちらの絵なのですが,これは建物全体の屋根を外して,敷地全体の活動風景を描いたものです。さまざまな世代や世界の背景,垣根を越えた多様な活動に満ちた場所を作りたいと考えました。まず,配置ですが,西側の敷地に運動場と臨時駐車場を配置します。東側に,2階建ての寮と平屋の学校を配置します。敷地全体を見渡せる2つの敷地のちょうど中央に管理棟を配置します。先ほど知事の方からもご説明がありましたが,ネーミングは「みかん広場」ですね,地域の方が訪れやすい「みかん広場」の周りにアリーナ,そしてカフェ,図書を配置します。この地域開放される交流ゾーンを挟むように寮と学校が配置されますが,こちらは「まなびの庭」の回廊の周りに理科室や美術室,そして普通教室などを配置しております。この回廊を中心とした学びの場,そして「みかん広場」を中心とした地域開放される交流の場,そして寮に囲まれた中庭を中心とした生活の場,それぞれのまとまりと活動を大切にします。先ほどもご説明いただきましたが,各機能のまとまりを持たせるオレンジ色のクラスターとそれらを面的につなぐコネクターで敷地全体から部分に至るまで計画しております。今後は,さまざまなご要望が考えられるのですが,そういった要望を設計に反映しても,このクラスターとコネクターという概念が建築の背骨となってぶれない,計画の本質がぶれないような提案になっています。次に教室周りですが,国際バカロレアを中心としたハイブリッドな学習空間でなるべく流動的な空間にしたいと思いましたので,それぞれの教室の音環境が大切になります。学生ラウンジをオープン,クラススペースをセミオープン,そして,クワイエットスペースをクローズドな環境にして整備します。これは高校の教室ユニットが1年生2年生3年生と配置されていますが,それらの間にロッカースペースやアルコーブと言う少人数学習もできるような小さな空間で繋いでいきます。さらにFLAと呼ぶフレキシブルラーニングエリア,これは動線空間ですが,大小さまざまな学習や休憩コーナーにもなる多目的な空間です。この教室周りですが,県産材の木をたくさん使って温かみのある空間とします。さらに,国際バカロレアの場合,教室周りだけではなくて,こういった図書やカフェも重要な事業空間になりますので,そういったデザインをしながら,敷地全体が学習の場になるようにしたいと思います。次に寮ですが,10人のユニットを5つ程度まとめて2階建の建物で中庭を囲むように配置します。2人とか4人の小部屋は,島の風景を楽しめるように外側に配置して,リビングが中庭に面しているような計画です。最後にこちらの絵になりますが,さまざまな国の学生,先生方,そして島の方達や他校の学生達がこの場に集い交流して学ぶ環境を作りたいと思います。そして,グローバル育成校は関係者だけではなくて,より多くの人たちにこの学校の意義をご理解いただくことが大事だと考えています。世界が混沌とした状況下で,教育が未来に繋がると信じること,そして,このグローバルリーダー育成校は絶対に成功させなければいけないプロジェクトだと重く考えております。国際バカロレア実践校の設計の経験を生かして,湯崎知事の音頭のもと,全身全霊で取り組ませていただきます。どうもありがとうございました。

(司会)
 どうもありがとうございました。続きまして,記念撮影を行いたいと思います。3名の皆さま方,演台前にお集まりください。〔記念撮影〕
 それでは,質問に入ります。質問のある方は,恐れ入りますが挙手をして,社名等を名乗られてから,どの方に対する質問かをおっしゃっていただければと思います。それではお願いします。

(RCC)
 デザイン案ということではあるんですけども,現段階でPRしたいところを教えていただければと思います。

(知事)
 これ,向こう側が海になっていまして,まず大きな広場がありまして,生活の場である寮の空間とそれから教室が分かれていると。それぞれのスペースから見ると,中庭からその周辺にそれぞれいろんな機能が配置されていると。それぞれの機能の中にもまた空間があって,その周辺にいろいろな機能が配置がされているという形で,集まったりまた分かれたりということが非常に自然になっていまして,また,こういう広い空間を作ることによって,開放感あふれる場所になっているのじゃないかなと。そういう意味では,まさに世界に繋がる,でも学校としての一体感というようなものも作り出していただけるのじゃないかなと思っています。この中央の広場には,地域の皆さんが,他の学校の,今,大崎上島ではさまざまな県関係のプロジェクトが動いていますし,また既存の教育機関がいろいろありますので,そういった所とも,こういう場所で交流ができたら素晴らしいなと,またおそらく,世界各地からこの学校を見学に来られる方もいらっしゃるのじゃないかと思うのですけれども,そういう方も温かくお迎えできるように,あとは,茶色の部分に上がれるようになっている。そういったところも含めて,海を眺めたり楽しんだりできるようになっていまして,素晴らしい環境,そこで勉強できることを大いに期待している。

(中国新聞)
 中国新聞の明知です。今回新しく学校を創るということで,本当なら教育委員会がメインでやっているはずだと思うんですが,こういった知事会見というか発表されることについての,あえて,知事がご発表されるというのをあらためて思いを。

(知事)
 何しろ営繕は,知事部局なものですから,そういう意味で私が役を仰せつかったんですけれども。広島県全体で未来チャレンジビジョンを進めて行く中で,これから新しい広島県,あるいは,新しい日本を切り開いていくというか,そういう中で教育というのは,非常に重要な位置を占めていまして,全県の課題として,知事部局も教育委員会も一体となって取り組んで進めているものであります。いわゆるグローバルリーダー育成校〔仮称〕だけじゃなくて,さまざまなプロモーションの一環として,海外機関と連携して,これは一つ世界の中でも,冠たる学校を作るということで知事部局としても支援して特にみんなで力を合わせてやっていくものでありますので,こういう形で発表させていただきまして,これからも教育委員会の内部的にこれから詰めていくところを支援していきたいと思います。

(NHK)
 NHKですけども。ある種ハードは,こういう形で非常にユニークなものが決まったということなんですが,その後,今後は中身というか教育委員会になってしまいますけれども,あらためて,こういうハードに合うというか,教育内容とかカリキュラムとか,今後どんなものを実現していくかというのを改めてお聞かせいただけますか。

(知事)
 ハードに合うカリキュラムを作るのではなくて。大きなコンセプトとしては,知識から応用へという流れがある中で,大学サイドにおいても言えることですけれども,広島県としては,大学から始めるのでは遅いということで,中学,高校,実際には幼児期から始めようということで,幼児の教育プログラムについても検討を進めているところですけれども,今,名前は仮称でグローバルリーダー育成校となっていますけれども,グローバルリーダーというのは,グローバルなリーダーになれる人は,どこでもリーダになれるということで,これが都市ではなくて,こういった中山間地域にあるということは非常に重要なことで,グローバルな課題もいろいろ大変なものもあるのですけれども,文字どおりグローバルな世界共通課題というのもあれば,例えば地球温暖化みたいな話です。グローバルに存在するローカルな課題みたいなのもあって,例えば特に開発,まだこれから進んでいこうというような国々における農業の問題だとか水の問題だとか食料の問題とかそういうものもありますし,ローカルな問題と言えば,それぞれの置かれた国によって違いますけれども,日本だと,人口減少だとか過疎だとか課題がある。どういう課題を担うか,個人の関心だと思うのですけれども,どんな場であっても非常に難しい問題というのはたくさんあるので,そこに新しい発想で解決方法を考えて行くことができる,そういう人材育成をしたい。それのカリキュラムというのは,パーツパーツは世界でいろいろ行われているところでもありますし,これからはやはり考えて行かなければいけないところもありますけれども,そういった知識を今,教育委員会の方で集大成をしてもらっていますので,開校までに,まだ試行錯誤もあると思いますし,開校してからも試行錯誤はあると思いますけれども,目標としては,そういう人材を育てていくところで,これからも進んでいってほしいなと思っています。

(司会)
 他にご質問はございますでしょうか。

(中国新聞)
 中国新聞の藤村です。今回の校舎,魅力的な校舎にしたいということで,開校時期を遅らせても,校舎創りにこだわられたと思うんですけれども,実際形になってみての満足度というか,受けとめというのを教えていただきたいのと,一つに絞るのは難しいかもしれませんけど,知事が一番気に入っているところを一つ挙げていただけるとしたらどこかを教えていただきたい。

(知事)
 日本の特に新しい建築というのは,比較的やっぱり高層なものが多いと思うのです。だけど今あらためて,低層建築の良さということが見直されていると思うのですけれども,もちろん,ロケーションからいっても,あまり高層建築は似合わないと思うのですけれども。これは基本平屋だったり,2階,低層な建築。そこがこれからの人間としての,地に足の着いた成長というところに,非常に素晴らしいのじゃないかと思っています。この設計の中で私が特に気に入っているのは,やっぱり広場のコンセプトで,本当に〔広場が〕いっぱいあるじゃないですか,小さいのから大きいのまで。いろんなところで,3人とか5人とか集まったりとか,あるいは100人くらい集まったりとか,そういういろんな活用というか,何となく,今から生徒たちが本とかパソコンとかを広げながら,あるいはコーヒーカップ片手にいろんな話をしたりとか,青春を謳歌しているというのが想像できるような,それがどこか特定のところではなくて,いろんなところにあるというのがすごく素晴らしいなと思っています。

(司会)
 それでは,終了時間もまいりましたので,次で最後の質問にしたいと思います。いかがでしょうか。

(中国新聞)
 中国新聞の明知です。先ほども「世界に冠たる学校」という言い方がありましたけれども,学びをいかに空間に落とし込んでいくかという,粋を集めた設計案になっているかと思うんですけれども,世界に冠たる学校というものを,要は一地方自治体である広島県が創る必然性というか,それなりにお金をかけている以上,県民に納得していただく必要があると思うんですけれども,そこを今後どう,意欲と意義を県民に説明していかれるのかと。

(知事)
 これまでの広島県として,明治あるいはその前から,教育には力を入れていたところでありまして,「これは誰が造るんだ」ということではなくて,誰かが創っていかなければいけない,どうせあるんであれば,広島県外ではなくて,広島県にあった方が良い。当然,広島に住んでいる子ども達が憧れを持って見てもらえると思いますし,また全国あるいは世界から集まってくることによって,誇りをみんな持ってもらえますし,そして何よりもここで作っていく教育課程というものは,新しい教育,これからますます不透明な時代,特に日本が置かれた社会状況として不透明な状況が増していく時代,これは日本が最先端にいるから当然のことなんですけれども,そういう時代における新しい教育の実践作りと,それを一番最初に使役するのは,広島県下の学校であるということになっていきますので,そういういろんな意味で,広島にできる意義というのは広島県にとっては,非常に大きいと思います。

(司会)
 それでは,終了時間がまいりましたので,以上をもちまして「グローバルリーダー育成校(仮称)最終審査結果」の記者発表を終了いたします。どうもありがとうございました。

 

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資料(グローバルリーダー育成校(仮称)について (PDFファイル)(3.07MB)

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