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知事記者会見(平成29年7月18日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年7月21日更新

記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます) 

 会見日:平成29年7月18日(火曜日)

発表項目

〔動画(1)(2)〕

(1)「ひろしま さとやま未来博2017」の夏のイベントについて

質問項目

(2)子供の生活に関する実態調査について

〔動画(3)(4)(5)〕

(3)核兵器廃絶に向けた取組について

(4)ヒアリの調査について

(5)土砂災害追悼式について

〔動画(6)(7)(8)〕

(6)憲法改正議論について

(7)安倍政権について

(8)憲法改正議論について

会見録

(幹事社:HOME)
 幹事社の広島ホームテレビです。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,14時を予定しています。ご協力をお願いいたします。まず,知事からの発表がありますので,お願いいたします。

「ひろしま さとやま未来博2017」の夏のイベントについて

 私からは今日は一点,発表項目がございます。「ひろしま さとやま未来博2017」夏のイベントについてでございます。ご承知のとおり,今,「さとやま未来博」を行っているところでありますけれども,「未来博」は,都市部に住む人たちも含めて,中山間地域の価値に共鳴して,地域の人たちと繋がりを持ちながら,さとやまに関わっていく人たちを増やし,持続的な地域づくりに繋げていこうとするものでございます。これまでに,多くのイベントを通じまして,約6千人の方々に「さとやま未来博」の運営に関わっていただくとともに,地域の内外から210万人の方々に中山間地域を訪れていただいております。来月からは,期間もいよいよ折り返しというところになってくるわけですけれども,さらに多くの皆さまに,中山間地域を訪れていただくために,夏休みを前に,県内各地で実施される多くのイベントの中から,家族で楽しめるイベントなどをいくつかご紹介いたします。まず,「かわら再生プロジェクト」でございます。中山間地域の資源として「川」に着目した取組で,川遊びの楽しさや生き物観察など,清流を生かした夏ならではの楽しみを味わえるプログラムです。次に,「TAKE-1〔たけワン〕グランプリ」ですけれども,生い茂る竹,これは地域にとっては困りものの一つにもなりかねないものですけれども,逆に工夫次第で新しく楽しい活用ができる良い事例ではないかと考えています。その他,資料にありますようなお薦めのイベントがあります。ぜひ,この機会に,さとやまの魅力に積極的に触れてただきたいと思っております。また,資料の裏面,さとやまの食の魅力を都市部で楽しめる企画といたしまして,広島市内で,広島電鉄と連携して,今まで「ビール電車」として多くの方にお楽しみいただいている「トランルージュ電車」を,さとやま未来博2017バージョンに一部改修しまして「さとやまトランルージュ」として運行いたします。8月5日の土曜日からスタートして,車中では,さとやまの食材を使ったお弁当や,中山間地域に蔵元がある日本酒をご提供しまして,試飲という形になりますけれども,中山間地域の食の魅力を楽しんでいただけるようになっております。友人や同僚を誘っていただきまして,「さとやまトランルージュ」にご乗車いただいて,一緒に「さとやま未来博」を盛り上げていただければと思います。電車で一杯やりながら,というのも,なかなかおつなものじゃないかと思いますが,夏休みのシーズンに突入いたしまして,これから,ご家族や友人等とお出かけの機会も増えると思いますけれども,この夏は,ぜひ「さとやま」にお出かけいただければと思います。私からの発表は以上です。

(幹事社:HOME)
 この件について,質問がある社は,挙手をして社名を名乗ってからお願いします。では,続いて幹事社質問に入ります。

子供の生活に関する実態調査について

(幹事社:HOME)
 先日,広島県では市町と連携して,県全体の子供の生活実態調査や学習環境調査について,広島県では初となる「子供の生活に関する実態調査」を開始されました。広島県の現在の状況と課題,また,この調査をもとに,県としてどのような施策に繋げていきたいか,知事のお考えをお伺いします。

(答)
 この調査は,次世代を担う子供たちが,生まれ育った環境に左右されることなく,健やかに育ち,夢や希望,意欲にあふれ自立した人間へと成長することができる,そういう社会づくりに向けて,子供の貧困対策における効果的な支援のあり方を検討するために,県全体の子供の生活実態や学習環境等について調査するものでございます。調査は,国公私立の小学校5年生と中学校2年生,そして,それぞれの保護者を対象として,家庭の経済状況と子供の学力の関係性の把握と,貧困の状況にある子供や家庭の実態や支援ニーズの把握,自治体で実施している施策の認知度,利用度,利用意向の把握等をねらいとして実施するものであります。県内の現状ですけれども,一つの数値といたしまして,家庭の経済的な理由により,小中学校への就学が困難な児童,生徒を対象とした「就学援助」,この状況を見ますと,平成26年に,県内では,公立小中学校児童生徒の約22%である約5万人が受けておりまして,厳しい状況におかれている子供たちが県内にもたくさんいると考えています。今後の施策については,調査結果を踏まえてから組み立てていくということになりますけれども,子供たち一人ひとりが,安心して生活し,進学や職業など,将来の夢や希望を諦めることなく,頑張ることができる環境づくりに取り組んでいきたいと考えているところでございます。

(幹事社:HOME)
 この件について,質問がある社はお願いいたします。では,一般質問に移りたいと思います。質問のある社はお願いいたします。

核兵器廃絶に向けた取組について

(中国新聞)
 中国新聞の明知です。核兵器廃絶の関連で2点お伺いします。1点は先日なのですが,山口県知事がヒバクシャ国際署名に対して「署名しません」ということを明言されました。山口県は被爆者の方も多くて,非常に,問題としても他人事ではないと思うのですけれども,一方で湯崎知事は,早い段階で署名されました。お伺いしたいのは,この山口県知事が署名をしないと判断,明言されたことをどのように受け止められるかということと,あらためて湯崎知事自身が,なぜ署名に協力されたのか,その考えをあらためてお伺いしたいということが,まず1点と,関連して「ひろしまラウンドテーブル」がまた近づいてきているのですけど,核兵器廃絶に向けて,広島県がどのような役割を果たしていこうと考えているのかという点をあらためて,この「ひろしまラウンドテーブル」の意義づけを含めてお伺いできればと思います。よろしくお願いします。

(答)
 まず,私がなぜ署名したかということ,これは核兵器禁止条約の中身そのものは核兵器のない平和な世界の実現に向けて有効な方策の一つであると,ただ,これをどう進めるかというのが,今,大きな課題ですけれども,そう思うので署名したということであります。山口県知事については,それぞれのご判断で,私がコメントする立場にはないと思っています。ラウンドテーブルを含めた役割というか,これは「国際平和拠点ひろしま構想」に基づいて進めているものでありますけれども,平和のメッセージの発信であるとか,核軍縮,不拡散のプロセス進展のための働きかけということで,特にラウンドテーブルでは,このプロセス進展のための具体策というか,そういったものを専門家の間で議論していただくということになっているわけであります。その中で,メッセージの発信ということに関して言いますと,各国の政治指導者に核兵器の問題について認識していただくことが非常に重要だということで,被爆地訪問を呼びかけているところで,本日,駐日大使,これは核兵器国五か国の駐日大使に被爆地訪問の要請の書簡をお送りしたところであります。これから順次,全ての国連加盟国にも同様の要請文を送付するということにしております。また,ローマ法王については直接,訪問を要請したところでありますけれども,こういう形で訪問の呼びかけは進めていきたい。また,プロセス進展ということではラウンドテーブルもございますし,「ひろしまレポート」も継続して取り組んでいるところでありますが,さらに,今の核兵器国,非核兵器国の溝と言われている問題について,具体的な施策提案も考えていかなければならないということで,平和のための研究機能の強化を,集積を図っていくことが必要である。そのために三つの研究機関,ユニディール〔国連軍縮研究所〕,シプリ〔ストックホルム国際平和研究所〕,プリオ〔オスロ平和研究所〕と連携協定を締結したところでありますけれども,こういった取組を進めて平和な世界の実現,核兵器のない平和な世界の実現に貢献していきたいと考えているところです。

(中国新聞)
 提案に向けて,そういった研究機能の強化なども進められているということなのですけれども,これもあらためてにはなるのですが,広島市と広島県の役割分担については,今,現状ではどのようにお考えでしょうか。

(答)
 これは基本的に,今,松井市長の元で,広島市はあんこ,我々はパン,二つあわせて「あんぱん」ということを進めていますので,そういう役割分担かなと。ただ,これは決して,我々が「あん」はやりません,広島市は「皮」はやりませんということでもなくて,こういうことは重層的にやるべきことだと思う。ないしは,その時々のいろんな情勢を踏まえて役割分担というのは決まってくるのかなと思いますけれども,今は,そういう形で「あん」というのはご承知のとおり,被爆者の声というのを中心に,それをいかに届けていくかということで広島市は取り組んでおられるということで,我々は,それをもちろんベースにしながら,さまざまな「皮」というのはいろんなものがつくれますから,そういう役割分担かなと思っています。

(幹事社:HOME)
 他にございますでしょうか。

ヒアリの調査について

(NHK)
 別件ですが,先週から,県内でもヒアリの本格的な調査が始まりました。これだけ全国で相次いで出ていると広島で出てもおかしくないと思いますが,現状として広島の備えという言い方が良いかどうかはわかりませんが,そのへんは十分かどうか,そのへんのご認識はいかがでしょうか。

(答)
 そもそも備えというものができるのかどうかというのことはあるのですけれども,備えというよりは,やはり,できるだけこまめに調査して,発見されたら,それを何と言いますか,分かりやすく言えば退治していく,駆除していくとそういうことだと思いますけれども,今のところ今回のさまざまな状況を受けて行っている調査,今のところ発見はないということです。これがさらに,どう全国も含めて拡大してくのかという状況次第だと思いますけれども,今言ったような,いかに早く見つけるかということをどう組み立てていくのかということは今後課題かなと思います。

(NHK)
 特に他の地域だと,中国とかからの船が多いというところを特にやっていたんだと思うのですが,本県に関して言えば,そういったところを,中国に因る因らないはともかく,県内相当な広いところで検査をやっていますが,これはやはりそういった,マツダがあったりとか,他の輸出産業と関わりがあるからこういふうに広めてやったというご認識なのでしょうか。

(答)
 広めとは。

(事務方)
 現在,外国船が着岸する港はすべて〔調査〕対象にして,現在13か所を調査しています。

(答)
 それが広めという意味ですか。

(NHK)
 他の地域では,主に中国,台湾といった。

(答)
 中国,台湾があるからということですか。そこは,それにかかわらず可能性があるということでやっているということです。

土砂災害追悼式について

(中国新聞)
 中国新聞の胡子ですけども2点ほどお願いします。まず1点目は広島土砂災害の県市合同の式典です。今年限りという形で広島市の方が検討しているということですけれども,湯崎知事のそれについてのご見解をお願いします。

(答)
 私は,正式にご相談を受けていないので,何とも言えないのですけども,地元のご意向を報道によれば,何と言いますか,ヒアリングした上で,そのご意向があれば継続すると理解していますし,そこはどういう形が適切なのかというのを判断した上で進めるということなので,必ずしも県市がやらなければならないこともないと思いますし,そこは適切な慰霊の仕方ということで進めていければよいのではないかと思います。

憲法改正議論について

(中国新聞)
 もう1点ですが,憲法改正についてお尋ねしたいのですが。安倍首相は,自衛隊を明記する9条加憲というのを掲げ,2020年という新憲法施行という形のスケジュールも示して,自民党内でも議論が進んでいますけれども,知事として9条加憲という考え方についての見解とスケジュール等についての考え方等がございましたらお願いします。

(答)
 ご承知のとおり広島県としては,県民の思いということを含めて,国際平和を希求して戦争放棄するという9条の理念は尊重すべきではないかなと感じています。一方で,自衛隊の活動というのは,我々も大変お世話になりましたけれども,災害救助や支援なども含めて,今,国民の多くが信頼しているといった現状もあると思います。県内には海上,陸上含めて自衛隊施設もかなり大規模なものもありますし,近隣の県民にとってもなじみの深い存在でもあるかなと思っております。そういう中で,まさに各党,あるいは国民の間にさまざまな意見があると思いますので,国会においてしっかりと議論して,国民的な議論を喚起する,丁寧な議論をしていくということが期待されていくところだと思っています。時期を限るということについては,今申し上げたように,さまざまな意見があるわけで,まずは国会での議論をしっかりしていただく必要があると,その上で国民の間でもしっかりと議論すると,ないしは考えることが必要だと思いますので,この期限というものが,どう実際使うかってことだと思うのです。とにかく期限がきたから,これで打ち止めであるということなのか,議論を促す上での一つの方便として,こういう期限を設定しますと,でも議論が続いていれば,また議論を続けますということなのか,そういったこともいろいろあると思うので,それはまだ,よく分かりませんから,またこの推移を見て参りたいなと思っております。

(中国新聞)
 丁寧な議論を期待されるということですけども,そういった形で憲法改正議論が国民の間で議論されていく,そういうことは今,必要な時期ではないかと,そういうご認識でしょうか。

(答)
 必要かどうかは私が考えることではなく,国民が考えることなので,私が必要ですとか,私が必要ありませんとかではないと思います。

(幹事社:HOME)
 他にございませんでしょうか。

安倍政権について

(中国新聞)
 中国新聞の藤村です。週末の各報道機関の世論調査で,安倍内閣の支持率が,非常に,20%台に落ちてきたりしているものも出てきていますけれども,知事から見て,今の安倍政権というか,政権のありようと言うと,どうお感じになっているのかというところ,〔質問が〕ぼんやり,ざくっとしますけれども。受け止めというか,特に加計問題とか,説明不足ではないかとかいろいろ言われたり,閣僚の不祥事なんかあったりしますけれども,どういうふうに見ておられるかということを。

(答)
 あまりにも〔質問が〕ざくっとしていて答えが難しいですけれども,我々の受け止めは,これまでの政権の取組として,まず,金融緩和ということが必要だと。それは,円高に反映されていたので,それを修正していくということが非常に重要であるという,これは民主党政権時代から我々は主張していたことですけれども,それを実現して,その上で,地方創生という取組,これも,広島県あるいはその他の県も含めて取り組んできた大きな課題に,これを重要方針として掲げて取り組んできたということは,非常に高く評価をするところであります。その他,それをベースにして,現在も「人づくり革命」とか,一億総活躍〔プラン〕,中でも女性活躍であるとか,もちろん高齢者〔への施策〕を含めて,あるいは働き方改革といったことも,広島県も進めてきたことでありますので,後押しをしてもらうということで,非常に我々としては,力強く感じているところです。一方で,今のさまざまな政策の中身ではない部分のところでのことというのは,非常に,何というか,こういう中で停滞気味であるということは,残念であると思っているというところです。

(中国新聞)
 ありがとうございます。

(幹事社:HOME)
 他にございませんせんでしょうか。

(中国新聞)
 中国新聞の胡子ですけれども。それに関連して,8月の頭に内閣改造等が予定されて,自民党の役員人事等も想定されておりますけれども,その中で,岸田外務大臣の処遇というか,どこに就くかということがかなり注目されておりますけれども,本人は,党三役への期待感というものもにじませて,知事は,宏池会の60周年〔式典〕の時にも,宏池会からの首相〔就任〕への期待感というのもあいさつで披露されたと思うのですけども,その点についての期待感とか,そういったものはございますか。

(答)
 〔知事定例〕記者会見で聞かれる質問としては,なかなか答えにくいなという感じですけれど。知事としてと言われても,答えにくい。政治家湯崎として,どうなのかといわれると,それはやっぱり地元選出の国会議員として,地元のこともよく理解していただいている先生でありますので,そういった方が,平和についても,さまざまな制約がある中で,いろいろと力をいただいていると思うので,そういう観点からも含めて,飛躍していただくということは,大いに期待するところでありますが。知事としては,ちょっと難しい話です。政治家湯崎でということで。

憲法改正議論について

(中国新聞)
 ごめんなさい,もう1回。さっきの憲法改正の点で,9条の理念というものは,広島の県民の思いとして尊重すべきと思うと,一方でという形で自衛隊の存在というものも広く認知されていてということで,9条加憲ということは,だから結局,それはなかなか両立,9条の理念と自衛隊についての関係性というのを,知事はどうお考えかなのかを,もう一度,お伺いしたい。

(答)
 そもそも今なぜ自衛隊が存在し得ているのか,少なくとも最高裁においては,自衛隊は違憲であるとはなっていないのです。ということは解釈上,憲法が禁止している戦力ではないというのが最高裁の解釈だということだと思います。ですから,それが条文を変更することによって,どう変わってくるのかというのは,非常に技術的な問題なので,私は今,それがどうなると言うだけの専門性を持っていません。ですから,そういったことも含めて,法的な議論も必要だと思いますし,国民的な受け止めというというか,そういう議論も必要なのだと思います。

(中国新聞)
 関連してなのですけれども,今その最高裁が解釈して自衛隊は認められているっていうようなことをおっしゃられたと思うんですけれど,ということはつまり,今,改正論議で加憲みたいな形で,憲法で自衛隊を法的に認めなきゃいけない,というか認めた方が良いというか,はっきりさせた方が良い,というような考えから,そういうようなことが出ていると思うんですけれど,それはなくても。

(答)
 だから,そこは変えることによって,どう変わっていくのかっていうことは分からないので,今,それについて私が判断できる材料を持っていないという〔ことです〕。

(幹事社:HOME)
 では時間になりましたので,これで知事定例会見を終わります。次回は7月25日火曜日の10時30分からを予定しています。ありがとうございました。

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(資料)~この夏を楽しむ「さとやま未来博」~海で山で街で,広島の豊かな自然を感じよう (PDFファイル)(1.19MB)

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